大嫌い、だから恋人になる
「ちーちゃん、ちーちゃんは進路調査票、何て書くの?」

なっちゃんが聞いてきた。

「私はまだ未定。昔の女の子は良いよね。とりあえずお嫁さんになっとけば、勉強も何もしなくて大丈夫だったんだから」

「でも料理の勉強はしなくちゃだよ」

「それは大丈夫」

と私は言った。

「なっちゃんは将来とか考えてるの?パン屋さんとか?」

「私は食べるの専門だからそれは無いかな」

「そっか。やりたいこととかあるの?」

「今はまだはっきりしないかな。やりたいことは何個かあるんだけど」

「やりたいことあるだけ良いよ。私なんて何も無いよ。このままじゃニートだよ」

「ニートがどうしたの?」

凛ちゃんもやって来て聞いた。

「私の将来。働かないでお金欲しい」

と私は答えた。
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