モンスターハンタールチフェル
 竜車がたどり着いた場所は当たり一面白銀の世界に包まれた小さな村だった。

 この村の入り口から下り坂になっている道を通って大きな鉱石の塊がある出口まで、全て真っ白であった。

 今は雪は降っていないが、代わりにまぶしい太陽が照っており周りの雪に反射して眩しい限りであった。

「お~、これはこれはハンターさん方、依頼を見て駆けつけて来てくれたのですな!」

 すると坂の下の方から年老いたお婆ちゃんが、杖を突きながら二人の若い村人に押さえられて四人の所に歩いて来た。

「ええ、それで話を伺いに来ました」

「そうじゃな、ここで話すのはちと寒いじゃろ。それじゃてあそこに見える大きな『マカライト』鉱石の所まで来てくれぬか?」

 村長はそう言うと二人の村人に支えられながら戻って行った。

 アレックたちはお互いに頷いて村長の後に続いた。

「それにしてもよくこんな厳しい環境の中で生活できるわね」
< 251 / 645 >

この作品をシェア

pagetop