モンスターハンタールチフェル
 とは言ったものの、やはり2人のことが気になる。

 レインが気絶するのはなんとなく想像が出来てしまったが、まさかティナさんが気絶するなんて、一体全体何が起こったのだろうか?

「って、考えてても頭が疲れるだけだ。気が付いたら話を聞けばすぐ分かることだろう」

 ベッドの上で、今はインナー状態のアレックがゴロゴロと寝返りをうっていた。

 やっぱり落ち着かない。

 どうしてもルチナのことを考えてしまい、じっとしていられなかった。

「クソッ! やっぱ2人のことが気になる!」

 そして、アレックはベッドから立ち上がると、部屋の扉の所まで歩いていき、ドアノブに手をかける。

 その時だ。

「アレック!! レインの意識が戻ったよ!!」

 扉の外からシックルの声が聞こえてきたのだ。



 レインが!!?
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