白衣の先生に恋しました。
「おかしいんじゃねぇの?」


「え?」


「先生、おかしいよ。
陽奈は俺を怖がった、なのに2人きりに
させるのか?」


「俺は、帰ってって言われたからさ…」


何その顔。
なんで?なんで、寂しそうにしてんだよ。


こいつ…もしかして


「先生さ…「あ、陽奈ちゃん。
落ち着いた?」


「え?」


急にドアの方を見て声を上げた。


俺も先生の視線につられてドアの方を見ると
陽奈が、赤く腫らした目で戻って来た。


< 150 / 425 >

この作品をシェア

pagetop