白衣の先生に恋しました。
赤信号で止まった瞬間、こっちを見て
先生がそう言った。


「…」


「大丈夫だよ。
何度も言うけど俺は陽奈ちゃんの事、
迷惑だなんて思わないから」


思った事吐き出してみなよ、
微笑みながらそう言ってくれた先生。


「孝を見て…思い出しちゃって。
近づいて来るのが凄く怖かった」


近くに来られた瞬間、急に恐怖に
襲われて。


「怖くなって必死に走ったんです…
保健室に行ったら先生が居る。
助けてくれるって…」


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