白衣の先生に恋しました。
必死に階段を駆け上がりドアノブに
手をかけた。


「居た…」


良かった。


俺はすぐに屋上から出て
少しスペースがある場所へ運んだ。


その時、あまりにも体が冷たくて
ブラウスもビショビショで驚いた。


「こんなに体冷やして…」


そんな陽奈ちゃんをギュッと抱きしめて
しまって。


何やってるんだ、俺…


だけど、陽奈ちゃんはすぐに嫌がりもせず
反応が鈍い。


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