強すぎる彼女と優しすぎる彼
四人は今までのことを思い出していた。
自分たちの時間には四人の時間が複雑に絡み合っていて、お互いに支えあって励ましあってここまで来た。
ここまでの道のりはでこぼこしていて、決して短くはなかった。そんな道のりを乗り越えられたのもお互いがいたからだ。

それをたたえあうかのように四人は顔を合わせるだけで心満たされた。
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