加納欄の受難 シリーズ1 シーズン1
ただ、直接会話した高遠先輩は、死体がある。とは言ったけど、ヤラレタ。とは言ってなかった・・・。



なら、血痕は神田か、女か、あるいは第3者か(-.-)



「直接”M”に停められねぇから、ここに置いてくぞ」

 カジノ”M”のビルからワンブロック手前に車を停めた。

「これで今日の潜入は終ったな」

 大山先輩があたしを見ながら言った。



え?



あっ!!



顔がバレちゃう(>_<)



なんで今日に限ってぇ~。



 そんなあたしの表情を読んだかのように、大山先輩は。

「神田がいるか聞きに行くだけだ。欄は待ってろ」

 と、言ってくれた。



ハゥ~ンo(><)o



センパァ~イ。



スキッ(>_<)!



でも、大山先輩とカジノに行けなくなった(:_;)



 で、待つこと10分。

 更に、待つこと20分。



遅く、ないですか・・・(-.-;)?



もしかして・・・!!


 あたしは車から降りると、大山先輩が曲がったように、裏口へと急いだ。

「大山先輩!」

 あたしは、裏口の扉を開くと叫んで中に入った。

 中にはいろんな酒類のケースが山積みになっていた。

 中から、呻き声が聞こえた。

「大山先輩!」

大山先輩の左肩にアイスピックが突き刺さっていた。

「神田だ!不意をつかれた!」

「気合いで待ってて下さいっ!!!」

 あたしは神田が逃げたとおもわれる、裏通路に出たが、人の気配を感じなかったため、大山先輩の所に戻った。

「救急車呼びますっ!」

 ケータイを耳肩におき、救急車を呼びながら、大山先輩に突き刺さったアイスピックを握ろうとした。

「バカ。やめろっ!指紋、取れる。触・・・んな」

 大山先輩は辛そうに身をよじった。



痛そ~だよ~(:_;)



「とりあえず救急車来るまではここにいます」


・・・マイッタナァ。



 壁に背中を押し付けて、そのままズズズーっと崩れ落ちる。


 高遠先輩が消えて、大山先輩もこれじゃ、洒落になんないよ(-_-)



 見えない敵に人質を取られている感じだった。


もう1度、黒龍会乗り込むか・・・。


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