運命が紡いだ物語
見る見るうちに赤くなっていく手に私はひどく動揺していた。

どうしよう・・。

とりあえず、水で冷やそうとするけど、痛い。

不安になった私は、お母さんに電話をかけたくて、
昨日夜お母さんと電話したことを思い出した。

着信履歴の一番上。

私はやけどしてしまった手に水をかけながら電話をかけた。

無意識だった・・。

『もしもし。どうした?』

その声を聞いて私は驚いた。
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