運命が紡いだ物語
「私は、自分のせいで今までの花と翔大の関係が崩れるのがどうしてもいやだった。
翔大が花の話題を避けてるのもわかってたから・・。
翔大が花と私どっちも大切だって思うように、私も翔大も花も二人とも大切だから・・。
今まで二人がどんな思いをしてきたのか私はほんのちょっとしか知らない。
二人の思い出、私はもっと聞きたいよ・・。」

そう言って泣き出してしまった結愛を翔大がやさしく抱きしめる。

「ごめん・・。」

「私こそ・・。」

二人の姿を見て私は邪魔ものだなと思って二人の肩にそっと触れて私は公園をでた。
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