運命が紡いだ物語
そして、私たちは頂上に着いた。

「花。これからもよろしくな。」

そういって陽向の唇が私の唇に触れた。

それがキスだとわかるのに時間はかからなかった。


これが私のファーストキスだった。


「こちらこそよろしくね。」

「ここの観覧車の頂上でキスをすると、永遠に結ばれるってジンクスがあるらしくて・・」

照れながら陽向はそう言った。

私は陽向に素敵なクリスマスプレゼントをもらった。


ものよりももっと素敵なプレゼントを・・

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