運命が紡いだ物語
そんな中、水曜日。

花と別れた日の翌日から、

花は少しいや、
すごく様子がおかしかった・・

今日だって、花は珍しく先生に注意をされていた。

休み時間に入ってふと花のほうを見ると、花は自分の席にいなかった。

教室を見渡してもどこにもいない。

「彼女のこと探してんの?」

そう言って俺の席に来たのは川瀬。

「別に・・。」

「素直じゃないなー・・
牧原さんなら、坂下さんとどっか行ったよ!」

そうだったんだ・・

って俺、別れたのに気にしすぎだよな・・

「あれ・・・?
川瀬君?」

俺の隣の坂下さんの席に座っていた川瀬に坂下さんがそう言った。

「あー
ごめんね。
席借りてた!」

「ううん。」

「あれ・・
牧原さんと一緒じゃないんだね。」

確かに、花はまだ教室に戻ってきてないみたいだった・・

「あっ・・
うん。」

坂下さんはなぜか歯切れの悪い返事をした。

なんかあったのかな・・・?

もう少しで授業が始まるというのに一向に戻ってこない花。
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