運命が紡いだ物語
試合当日。

「今日、坂下さん観に来るの?」

俺は、試合の準備をしながら隣にいた翔大に聞いた。

「あぁ。来るよ。」

「じゃあより頑張らなきゃな!」

「お前もな!」

え?

翔大の言った意味が分からなかった。

「よっしゃぁ!
行くぞ!!」

「「「はい!!!」」」

キャプテンの一声でチームメイトはグラウンドに向かった。

ふー

息を整えた。

俺は少しだけ緊張していた。

「お互い頑張ろうな!」

「おう。」

パン

翔大とハイタッチをして俺らもグラウンドへ向かった。
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