運命が紡いだ物語
「陽向。
、、愛してるよ。」

私は、陽向にキスをした。

自分からキスをしたのはこれが初めてだった・・。

陽向はすごく照れたように、、

「もう」

と言って顔を隠した。

照れてる陽向はすごくかわいかった。

「花。これからも俺とずっと一緒にいてください。」

いつもの顔に戻った陽向がそう言って渡してきたのは指輪だった。

「陽向・・。」

私はまた泣いていた。

「物はプレゼントしないって約束破ってごめん。
でも、花を絶対に幸せにするから。受け取って。」

約束・・

やっぱり陽向は覚えていてくれたんだ。

でも、きっとこれは別。

「ありがとう。
大切にするね・・」

「あと、これも・・。」

陽向が渡してきたのは手紙だった・・。

「家帰ってから読んで・・。」

陽向はここで読まれるのが恥ずかしいのかそう言った。

それから、私は陽向に送られて家に帰った。
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