本命同盟
あ、今日当番だから日誌に取りにいかないとだ・・・。


先生いるかなあ、怖いんだよなあ。


「ちょっと私日誌取りに行ってくるね。」


「うぃっす」


和馬が片手をあげて答えた。


なんだうぃっすって、とちょっとだけ笑みがこぼれた。


一回の職員室まで行って深呼吸をしながらドアを開ける。



先生の机をそっと見ると先生はパソコンをにらみながら朝から眉間にしわを寄せている。



私は小さくため息をついてゆっくりと先生の机に近づいていく。



「お、おはようございます。」



微かな声で挨拶をすると横目で私を見てきた。


先生の切れ長の目にとらえられてちょっとだけ体がすくむ。


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