本命同盟
「おはよう」


先生の低い声が私に届いた。


「今日当番だな。日誌だ。」


私の前に差し出された日誌をおずおずと受けとった。



「あ、りがとうございます。」


そう言って私はその場を立ち去ろうときびすを返した。



ドアの方に近づいた時後ろから先生に呼び止められた。


「おい、篠原。」



私の肩がびくっとした。


え、なに、怒られる・・?

なんかしたっけ!?


内心若干パニックになりつつ返事をする。


「・・はい。」
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