二人を繋ぐ愛の歌
「あの……婚約されてるのに結婚が出来ないんですか?」
「……そうなんですっ!聞いてください、沙弓さんっ!
いろんな条件を達成して婚約と同棲まではやっと……やっと許してもらえたのに!!さらに条件を達成しないと結婚出来ないんですーっ!!」
突然席を立って前屈みになり、机越しに手を握ってきたユウナの剣幕に圧されて思わず何度か頷くと、ユウナは溜まったストレスを吐き出すかのように話し出した。
簡単に言えば交際するにあたって今までいくつかの条件を出されクリアしたらしいのだが、隆矢と結婚するのはShineがアイドルの頂点に立つという野望を達成してからだと難易度高めな条件を出されているらしい。
「自由に結婚も出来ないなんて……芸能人って大変なんですね……」
そう深く思いながらしみじみと言うと、ユウナは俯いて力なく椅子に腰かけた。
「……正直、最近は頂点であるKaiserと何が違うのか、どうして私達が未だに頂点に立てないのかがわからなくなってきて……。
……本当にトップアイドルになれるのかなぁ……?」
「Kaiser……」
前に陽人が二人の父親がKaiserのメンバーだと言っていた。
それで遥にKaiserの事を聞いてみたら次の日にCDやDVD、写真集を持ってこられて昼休憩に歌を聴かされながら写真集を見せられた。
DVDは無理矢理持って帰されてその日のうちに見たのだけれど、頂点に君臨し続けるアイドルだけあって他のグループには……Shineにはない魅力を沙弓は何となく感じていた。
もし、Shineとの違いがそれであるとするなら……。
「歌に込められた想い……?」
「「「「え?」」」」
思わず沙弓が呟いた言葉にその場にいた全員が反応する。
慌てて沙弓は自分の口に手を当てて何でもないと言うように首を左右に振ったけれど、その場にいた全員が真剣な眼差しを向けてきていた。
「……そうなんですっ!聞いてください、沙弓さんっ!
いろんな条件を達成して婚約と同棲まではやっと……やっと許してもらえたのに!!さらに条件を達成しないと結婚出来ないんですーっ!!」
突然席を立って前屈みになり、机越しに手を握ってきたユウナの剣幕に圧されて思わず何度か頷くと、ユウナは溜まったストレスを吐き出すかのように話し出した。
簡単に言えば交際するにあたって今までいくつかの条件を出されクリアしたらしいのだが、隆矢と結婚するのはShineがアイドルの頂点に立つという野望を達成してからだと難易度高めな条件を出されているらしい。
「自由に結婚も出来ないなんて……芸能人って大変なんですね……」
そう深く思いながらしみじみと言うと、ユウナは俯いて力なく椅子に腰かけた。
「……正直、最近は頂点であるKaiserと何が違うのか、どうして私達が未だに頂点に立てないのかがわからなくなってきて……。
……本当にトップアイドルになれるのかなぁ……?」
「Kaiser……」
前に陽人が二人の父親がKaiserのメンバーだと言っていた。
それで遥にKaiserの事を聞いてみたら次の日にCDやDVD、写真集を持ってこられて昼休憩に歌を聴かされながら写真集を見せられた。
DVDは無理矢理持って帰されてその日のうちに見たのだけれど、頂点に君臨し続けるアイドルだけあって他のグループには……Shineにはない魅力を沙弓は何となく感じていた。
もし、Shineとの違いがそれであるとするなら……。
「歌に込められた想い……?」
「「「「え?」」」」
思わず沙弓が呟いた言葉にその場にいた全員が反応する。
慌てて沙弓は自分の口に手を当てて何でもないと言うように首を左右に振ったけれど、その場にいた全員が真剣な眼差しを向けてきていた。