二人を繋ぐ愛の歌
「……で、無理矢理ここに連れてきたって訳?」
「無理矢理じゃないって、一応同意の上だから。
ね、嶋川さん?」
「……同意の上であって同意の上でなかったとだけお伝えしておきます……」
そう言うと目の前に立っていた女性はメニュー表を振りかぶって今にも朝陽を叩こうとしたが、朝陽はそれを苦笑しながら宥めていた。
数十分前、目の前にいた朝陽からわざわざ届いたメッセージに書かれていたのは、“ハルトの事について聞きたいことがあるからゆっくり話したい。”と言った内容だった。
朝陽の笑顔に、断る理由はないよね?と言われている気がして了承するとそれぞれ自分の車に乗って朝陽が先頭で走り、行き着いた先はそこまで離れていなかったとあるイートインスペースが施されているパン屋だった。
そのパン屋は外側からは店内が見えないのに店内からは外の景色が見えるマジックミラーの窓を使っているとても珍しいお店で、沙弓はそのお店の柔らかい雰囲気とパンの良い香りに目を輝かせていた。
「嶋川さん、だっけ?朝陽がごめんね?」
「いえ、店長さんが謝ることでは……」
「ううん、一応この人の妻として謝らせてくれる?」
その言葉に思わず目を丸くすると、女性はくすっと笑ってたから自己紹介してくれた。
「秋村真未。
ここの店主で一応朝陽の妻です」
「一応って何、一応って」
真未の言葉に朝陽は苦笑している。
その雰囲気から仲の良さが伝わってきて沙弓目を細めると出されていたコーヒーを一口飲んだ。
「無理矢理じゃないって、一応同意の上だから。
ね、嶋川さん?」
「……同意の上であって同意の上でなかったとだけお伝えしておきます……」
そう言うと目の前に立っていた女性はメニュー表を振りかぶって今にも朝陽を叩こうとしたが、朝陽はそれを苦笑しながら宥めていた。
数十分前、目の前にいた朝陽からわざわざ届いたメッセージに書かれていたのは、“ハルトの事について聞きたいことがあるからゆっくり話したい。”と言った内容だった。
朝陽の笑顔に、断る理由はないよね?と言われている気がして了承するとそれぞれ自分の車に乗って朝陽が先頭で走り、行き着いた先はそこまで離れていなかったとあるイートインスペースが施されているパン屋だった。
そのパン屋は外側からは店内が見えないのに店内からは外の景色が見えるマジックミラーの窓を使っているとても珍しいお店で、沙弓はそのお店の柔らかい雰囲気とパンの良い香りに目を輝かせていた。
「嶋川さん、だっけ?朝陽がごめんね?」
「いえ、店長さんが謝ることでは……」
「ううん、一応この人の妻として謝らせてくれる?」
その言葉に思わず目を丸くすると、女性はくすっと笑ってたから自己紹介してくれた。
「秋村真未。
ここの店主で一応朝陽の妻です」
「一応って何、一応って」
真未の言葉に朝陽は苦笑している。
その雰囲気から仲の良さが伝わってきて沙弓目を細めると出されていたコーヒーを一口飲んだ。