願い婚~幸せであるように~
「さすが家具が素晴らしい! ライトひとつにしても素敵」

「俺からしたら、見るところがさすが和花だなと思うよ。もはや職業病だね」

「うん、そうなのよね。ついチェックしまうけど、楽しい」


今までも宿泊施設に行くと、家具だけでなく壁紙までチェックしていた。でも、この部屋は普通の部屋よりも家具が多くて、見どころ満載だ。

幸樹さんが言うように職業病ではあるが、見るのもひとつの楽しみとなっているから、ワクワクしながら見た。

彼は家具などをひとつひとつ丁寧に見る私を笑いながら、ふと「今何時?」と時間を確認する。夕食の時間までにはまだまだ余裕があるのに、どうしたのだろう?


「和花。四時に予約してあるから、エステに行っておいで」

「えっ、エステ? 予約してくれたの?」

「うん。90分コースだからのんびりできるよ」

「わあ、ありがとう!でも、幸樹さんはひとりで何してるの?」


部屋の予約と共にレストランの予約もしたと聞いていたが、エステも予約してくれていたとは思わなかった。
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