ママの手料理
そうやって会話に参加してくれるのは凄く嬉しいのだけれど、生憎私は恋愛経験がない。
何せ家族が死んだり養護園に入っていた時期もあった為、そういう感情を持てなかったのだ。
「え、…あの、私今まで恋愛した事ないから良く分からないんだよね」
申し訳ない!、と私が両手を合わせてそう言うと、
「えー!?恋愛経験0?彼氏いない歴=年齢の人初めて見たんだけど握手していい?」
何処から現れたのか、ママの手料理のマカロンを頬張りながら仁さんが皮肉を言いながら手を差し出してきた。
私はもちろん、その手をさっと振り払った。
「仁は1年前まで彼女居たよね」
「うん、リンとは2年間…?位付き合ってたね。……僕を否定しない女性は、彼女が初めてだったな」
続く湊さんの質問に対する仁さんの返答に、私は目を見開いた。
“僕を否定しない”という単語も気になったけれど、それ以上に元カノさんの名前が気になる。
「え、リンって、」
「中森の事だ」
間髪入れずに、琥珀が答えを言ってくれた。
「…え!?」
まさかとは思ったけれど、そのまさかが当たるなんてまさかの展開だ。
(世界って狭い……!)
「そんなに驚く事?もちろん今は普通の友達だよ」
何せ家族が死んだり養護園に入っていた時期もあった為、そういう感情を持てなかったのだ。
「え、…あの、私今まで恋愛した事ないから良く分からないんだよね」
申し訳ない!、と私が両手を合わせてそう言うと、
「えー!?恋愛経験0?彼氏いない歴=年齢の人初めて見たんだけど握手していい?」
何処から現れたのか、ママの手料理のマカロンを頬張りながら仁さんが皮肉を言いながら手を差し出してきた。
私はもちろん、その手をさっと振り払った。
「仁は1年前まで彼女居たよね」
「うん、リンとは2年間…?位付き合ってたね。……僕を否定しない女性は、彼女が初めてだったな」
続く湊さんの質問に対する仁さんの返答に、私は目を見開いた。
“僕を否定しない”という単語も気になったけれど、それ以上に元カノさんの名前が気になる。
「え、リンって、」
「中森の事だ」
間髪入れずに、琥珀が答えを言ってくれた。
「…え!?」
まさかとは思ったけれど、そのまさかが当たるなんてまさかの展開だ。
(世界って狭い……!)
「そんなに驚く事?もちろん今は普通の友達だよ」