永遠の呪縛〜キミヲ、ハナサナイ〜
朝、目を覚ますと隣でギルバートが私を抱きしめて眠っている。これはいつもの光景。
監禁されて早半年。誰かが助けに来ることもなく、時間だけが過ぎていく。
ギルバートはいつも私の部屋にいて、一日中私にくっついている。
「あなた、仕事していないの?」
私が訊ねると、「僕は悪魔の中でトップにいるからね。仕事をしなくてもお金が手に入るんだ」と私にキスをした。
「おはよう、美鈴」
ギルバートは優しく微笑み、私にキスをする。私は抵抗したいけれど、初めてキスをされた時に抵抗したら魔術で体を操られてしまった。ギルバートに逆らうと、何をされるかわからない。
「ご飯、すぐに用意するから」
しばらくキスをした後、ギルバートはベッドから出て行った。部屋の鍵を開けて外へ出ていく。
ジャラリ、と拘束器具が音を立てた。トイレとお風呂に行く以外は外してもらえない。逃げようと思っても、ギルバートの方が魔術も力も強い。慎重に行動しないと……。