永遠の呪縛〜キミヲ、ハナサナイ〜
艶のある美しい髪に、琥珀色の大きな目。耳に星をモチーフにしたピアスをつけたその男性は、思わず見とれてしまうほどきれいだった。私だけではなく、ローザとカサンドラも見とれている。

「レディ、失礼いたしました。こちらの不注意です」

男性はそう言い、頭を下げる。私は慌てて首を横に振った。

「いえ、私もあまり前を見ていなかったので……。こちらこそ、すみませんでした」

男性がふわりと優しく笑う。その刹那、男性から私は何かを感じた。関わってはいけない、そう本能が警告している。

「で、ではこれで!失礼します!」

私は頭を下げると、ローザとカサンドラの手を引いて男性から離れる。

「美鈴?どうしたの?」

二人は不思議そうな顔をするが、私は「何でもないよ」と笑う。

「ーーー……」

男性が何か言ったような気がしたが、振り返ることなくその場から私たちは立ち去った。



私たちが泊まるホテルは、そこそこいいホテルだ。外見もきれいだし、値段も他のホテルに比べれば安い。

「うわ〜!ベッドふかふか〜!!」
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