香りであなたを癒やします ー 王太子殿下、マッサージはいかがですか?
三分ほどマッサージをしているが、サイモンはなにも言わず、目を閉じている。
「痛いですか?」
彼に尋ねれば、ぶっきら棒な声で「いいや」と言われた。
多分、気持ちがいいと感じているんじゃないだろうか。
あと十分ほどマッサージをすると、布の端切れで手のひらの香油を拭った。
「はい、終わりです。ちょっと楽になりました?」
私がサイモンに確認すると、彼は自分の手を軽くグーパーした。
「ああ」
「昨日アレンに使ったラベンダーの香油も効果があるんですよ」
アレンを見て説明すれば、サイモンが表情を険しくする。
「お前、アレンにも施術したのか?」
「ええ。王太子殿下にだって癒やしの時間があってもいいでしょう?」
咎めるように言ってくるのでこちらも開き直ったら、アレンが背後から私の両肩に手を置いた。
「俺にも癒やしは必要だ。今回特別にお前に施術したが、彼女は俺の専属だ」
「痛いですか?」
彼に尋ねれば、ぶっきら棒な声で「いいや」と言われた。
多分、気持ちがいいと感じているんじゃないだろうか。
あと十分ほどマッサージをすると、布の端切れで手のひらの香油を拭った。
「はい、終わりです。ちょっと楽になりました?」
私がサイモンに確認すると、彼は自分の手を軽くグーパーした。
「ああ」
「昨日アレンに使ったラベンダーの香油も効果があるんですよ」
アレンを見て説明すれば、サイモンが表情を険しくする。
「お前、アレンにも施術したのか?」
「ええ。王太子殿下にだって癒やしの時間があってもいいでしょう?」
咎めるように言ってくるのでこちらも開き直ったら、アレンが背後から私の両肩に手を置いた。
「俺にも癒やしは必要だ。今回特別にお前に施術したが、彼女は俺の専属だ」