香りであなたを癒やします ー 王太子殿下、マッサージはいかがですか?
どうして?
か細い声で呟く私を見て彼女がうっすら口角をあげる。
「あなたは親友の妹だもの。彼から婚約解消なんて言い出しにくいのよ。友情は大事でしょう?」
確かに……お兄様とは幼馴染だって言ってた。
エマ王女の説明に納得する私。
「あなたがこの城から出て行けばいいの。聞けば、アレンとの婚約が嫌で家出をしたんでしょう?私ならあなたに手を貸してあげられるわ。馬車と食料と宿を用意してあげる。騒ぎがおさまるまではこの国を出るのね」
「……私が城を出れば丸くおさまるんですね。アレンを……アレンを幸せにすると誓ってくれますか?」
エマ王女の両腕を掴んで懇願すると、彼女はにっこりと微笑んだ。
「もちろんよ。じゃあ、決まりね。明日のお昼、あなたを外に連れ出すわ」
「わかりました」
エマ王女の目を見てコクッと頷くと、彼女は双子の後を追うようにこの場から消えた。
か細い声で呟く私を見て彼女がうっすら口角をあげる。
「あなたは親友の妹だもの。彼から婚約解消なんて言い出しにくいのよ。友情は大事でしょう?」
確かに……お兄様とは幼馴染だって言ってた。
エマ王女の説明に納得する私。
「あなたがこの城から出て行けばいいの。聞けば、アレンとの婚約が嫌で家出をしたんでしょう?私ならあなたに手を貸してあげられるわ。馬車と食料と宿を用意してあげる。騒ぎがおさまるまではこの国を出るのね」
「……私が城を出れば丸くおさまるんですね。アレンを……アレンを幸せにすると誓ってくれますか?」
エマ王女の両腕を掴んで懇願すると、彼女はにっこりと微笑んだ。
「もちろんよ。じゃあ、決まりね。明日のお昼、あなたを外に連れ出すわ」
「わかりました」
エマ王女の目を見てコクッと頷くと、彼女は双子の後を追うようにこの場から消えた。