香りであなたを癒やします ー 王太子殿下、マッサージはいかがですか?
「マッサージをしているんです。今、大事なところなので、口を出さないで下さい」
アレンの背中に指を滑らせながらお願いするが、ロイドは表情を険しくする。
「マッサージ?医師でもないのにおかしなことを殿下にするな!」
そんな私達のやり取りにアレンが割って入った。
「ロイド、お前、煩い」
「はい、すみません」
アレンの言うことにはすぐに従うロイド。
ああ、そうだ。
「ロイドさん、ホットタオル持って来て。あっ、ホットタオルじゃわからないか。綺麗な布をお湯に浸して、それを絞って持って来て欲しいの」
私のお願いを彼は全力で拒否する。
「俺はお前の小間使いじゃない」
「ロイド、いいから持って来い。彼女はヴィクターの妹君だぞ」
またアレンが有無を言わせぬ口調で命じ、ロイドは何か文句を言いたそうな顔をしつつも、「はい」と返事をして部屋を出て行った。
アレンの背中に指を滑らせながらお願いするが、ロイドは表情を険しくする。
「マッサージ?医師でもないのにおかしなことを殿下にするな!」
そんな私達のやり取りにアレンが割って入った。
「ロイド、お前、煩い」
「はい、すみません」
アレンの言うことにはすぐに従うロイド。
ああ、そうだ。
「ロイドさん、ホットタオル持って来て。あっ、ホットタオルじゃわからないか。綺麗な布をお湯に浸して、それを絞って持って来て欲しいの」
私のお願いを彼は全力で拒否する。
「俺はお前の小間使いじゃない」
「ロイド、いいから持って来い。彼女はヴィクターの妹君だぞ」
またアレンが有無を言わせぬ口調で命じ、ロイドは何か文句を言いたそうな顔をしつつも、「はい」と返事をして部屋を出て行った。