足立古書堂 謎目録
「想像してみて。炎色反応が呪いになるような状況。誰か一人がガスバーナーにミョウバンを落として、炎が紫になったら、今なにしたんだーみたいな感じになるでしょ」

「……うん」

「得意げになって、魔法だよーくらいは言うかもしれないけど、呪いはないよ。しかもさっきの、本気で怯えてた。呪われるようなことがあるんでしょ」

「え……じゃあ、あの子がいじめっ子?」

「いや」

足立は首を振る。

「あの子は、どっちつかずの子」
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