足立古書堂 謎目録
「周りの、同じように呪いに怯える子も、いじめられっ子の側につくかもね。そうしたらまた、派閥が変わる」

「……足立、おまえ……」

「ん?」

炎が紫になったのは、呪いでもなんでもない、化学だ。

それを言わなかった。

いじめられっ子の必死の反撃を、尊重したということだ。

この女は、変人で性格が悪いが、案外優しいらしい。
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