ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
「尚がああしたくてしてるんだから大丈夫だろ。それに、あの毒舌魔王に言葉で勝てる気がしない」
「お前が成績トップなのにな」
東輝が言えば、小唄がバンッと机を叩いた。
「そうだよ! 入学以来定期テストから小テストまで全部満点一位って何者だよ!」
「え……ナニモノっていうか、美結のものなんだけど……」
ざわっ。
教室の空気が変わった。
ん? なんか変なこと言ったかな? 小唄が頭を抱えて叫んだ。
「わーっ! 鬼メンタルがここにもいたーっ!」
「お前なんで塚原と付き合わねーの⁉」
東輝と小唄に怒られた。
「なんでって言われても……」
フラれて関係が壊れるのが怖いからだ。
……なんて、情けなくて言えないよ。
「俺は美結のライバルである自分で満足してんの」
「お前が成績トップなのにな」
東輝が言えば、小唄がバンッと机を叩いた。
「そうだよ! 入学以来定期テストから小テストまで全部満点一位って何者だよ!」
「え……ナニモノっていうか、美結のものなんだけど……」
ざわっ。
教室の空気が変わった。
ん? なんか変なこと言ったかな? 小唄が頭を抱えて叫んだ。
「わーっ! 鬼メンタルがここにもいたーっ!」
「お前なんで塚原と付き合わねーの⁉」
東輝と小唄に怒られた。
「なんでって言われても……」
フラれて関係が壊れるのが怖いからだ。
……なんて、情けなくて言えないよ。
「俺は美結のライバルである自分で満足してんの」