ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】


「ぎもぢわるい……」

「ごめん美結、連れまわし過ぎた……」

「そ、う……ごめん、ちょっと……本気で待って……地球が崩壊する……」

ごめんが過ぎる! 浮かれて美結を引っ張って廻っちゃったけど、美結が目を廻して倒れてしまった……。

今、僕の家のリビングのソファで美結は仰向けになっていて、僕はソファの下に膝をついて顔を覗き込んでいる格好だ。

保育園からの仲だから、僕と美結と尚は、お互いの家は結構行き来していた。

「ごめん、……怒ってる……?」

「………」

僕が問うと美結は、三秒ほど黙ってから右腕を持ち上げて目の辺りを隠してしまった。

……え……顔も見たくないくらい怒らせてしまったのか……?

「美結、ごめん……何でもするから、ゆるしてほしい……」

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