ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
「……引いた? 俺、通報されるレベルで美結に対して可愛い可愛い思ってるから」

「通報……」

「うん。時々、俺の死因は美結の可愛さだろうなあって思うこともあるくらい」

「……想、真面目な顔ですっごくおかしいこと言ってるよ……?」

「真面目な話なんだよ。……美結が好きになってくれた俺とは、大分違っちゃったかな?」

僕が訊ねると、美結は口元をゆるめた。

「ううん……。私は、どんな想も大好きだから。わっ?」

美結があまりにいじらしいことを言うものだから、今度は僕の手が美結の目の辺りを覆った。

「気持ち悪いの、少しは治った?」

照れ隠しで、話を逸らす。

美結の顔を隠した僕の手を、美結が両手でそっとずらした。

大きな瞳がそろりとのぞく。

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