ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
「里宇ちゃん、知ってたの……?」

「ん? うん。想が自覚したのって中二んときだけど、小学生の頃からバレンタインが近づくと毎年毎年、今年は美結からもらえるかな? もらえるかな? ってソワソワしてたから」

「え………」

美結が口を半開きにして僕を見て来る。

……やめてくれ。

バレンタイン、結局一度も美結にもらったことないんだからな……。

ナゾの踊りをやめたバカが、全開の笑顔を見せてきた。

「美結ちゃん、想、おめでと!」

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