浅葱の花びら
未だに引き攣った顔した僕らに

来い


と言う目で睨まれた


土方さんの部屋に座る
自然と正座してる

怒られるとわかるからだ


「祐也 総司
どちらでもいい
俺が穏やかなうちに廊下で揉めていた理由を言え」


もう、不機嫌だよね?

祐也をチラリ

言う気のなさそうな顔



ずっと、藤太郎を守ってたんだもんね



「祐也…?
このままじゃダメだと思う
僕は、藤太郎にのびのび生きて欲しいな」


祐也は、唇を噛みしめた



僕が、代わりに言うしかないか



「藤太郎がびしょ濡れで帰ってきたから
布団を敷こうとしたんだ
そしたら、祐也が廊下に出るようにって
それで揉めていたんです」




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