秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
「よく見ると、かわいい顔をしているな。もっとこう…」
そう言って…顎に手を当てて考えていたが、
「いや…いい。」
と言って、また前を向いてご飯を食べはじめた。
わたしは心臓がバクバクいって、破裂しそうだ。
そして、また突然横を向いてわたしを見ると言った。
「また今度、呑みに連れて行ってやる。」
そしてまたフッと笑う。
え!また…って!!!
そんな恐れ多いこと…
まぁ…
そんなこんなでおいしいごはんと楽しい?会話で時間も遅かったからか、1時間ほどで小料理屋を出て、副社長は最初に言った通り、車でわたしを家まで送ってくれた。
「葛城さんの家はどこ?」
わたしは、あまり言いたくないけど…と思いながら、古い都内の高級住宅街の名前を言った。
「そう。わかった。」
副社長は何も言わずにそこまで車を走らせてくれる。
と、わたしのスマホが鳴った。
副社長の前だし…と思って出ないでおこうかとも思ったが、発信者の名前を見て、でざるを得ないという判断をする。