秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
おじいちゃんとおばあちゃんが亡くなってしまうと、わたしのまわりには美奈子と、そして幼馴染の諒ちゃんしかいなくなった。
諒ちゃんとは高校は違ったけど、木谷くんの一件があったときも慰めてくれたし、ほんとに感謝してる。
そのあとも経理系の資格を取ったおかげで、なんとか一流企業の宝永商事に決まり、そこでも細々と今まで生きてきた。
このまま一生細々と暮らすんだと思ってた。
けど…副社長に出会った。
もう人を好きになることなんてないと思ってた。
なのに…もう一度人を好きになった。
いや、今ならわかる。
木谷くんに対するものは恋とか愛じゃなくて…ただ楽しかったからってだけで…
ほんとに人を好きになったのはいまが初めてだって。
これがわたしの初恋…なのだ。
副社長が好き。
副社長のことを考えるだけで…胸の奥が締め付けられる…
そんなこと…今まで…なかった…。
副社長が誰を想っていても…いい。
わたしがちょっとでも力になれるなら…。
◇◇◇
諒ちゃんとは高校は違ったけど、木谷くんの一件があったときも慰めてくれたし、ほんとに感謝してる。
そのあとも経理系の資格を取ったおかげで、なんとか一流企業の宝永商事に決まり、そこでも細々と今まで生きてきた。
このまま一生細々と暮らすんだと思ってた。
けど…副社長に出会った。
もう人を好きになることなんてないと思ってた。
なのに…もう一度人を好きになった。
いや、今ならわかる。
木谷くんに対するものは恋とか愛じゃなくて…ただ楽しかったからってだけで…
ほんとに人を好きになったのはいまが初めてだって。
これがわたしの初恋…なのだ。
副社長が好き。
副社長のことを考えるだけで…胸の奥が締め付けられる…
そんなこと…今まで…なかった…。
副社長が誰を想っていても…いい。
わたしがちょっとでも力になれるなら…。
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