秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
◇
「なかなかいい銘柄をそろえているな。」
副社長がほくほくしている。
そうだ。
わたしはほんとはとっても日本酒に目がない。
もともと、祖父が日本酒が好きだったので、全国からいろんな銘柄をとりよせては呑んでいたのをわたしもかじっていたのがきっかけだった。
そして、なぜだか、副社長も日本酒に目がないらしい。
「なんだ?これは。呑んだことないぞ!」
九州の日本酒だった。
「これにしよう。」
「はい。じゃぁ座ってくつろいでいてください。」
わたしがつまみをささっとつくっている間に、ジュジュが副社長の横でしっぽを折れんばかりにぶんぶんふりまわしてまとわりついている。
「おう。ジュジュも呑むか?」
言いながら、頭をガシガシとなでまくる副社長にジュジュはもうメロメロらしい。
副社長を見てると犬好きなんだということがわかる。
ジュジュを飼い始めたのは、わたしが宝永商事に就職が決まった時だった。
20歳で祖父母をなくし、寂しさに耐えきれなかったからってのもある。
で、就職も決まって、なんとなく将来の見通しもたったので、従来から犬が好きだったわたしは、ペットショップに探しに行った。
そのとき始めて目があったジュジュはあまりにも健気で最初からうちに来る予定で生まれてきた気がして速攻でジュジュに決めたのだった。
名前のジュジュは宝永商事の『宝』の文字を音読みして2つ重ねたものだ。
だいたい、家に人が来たことなんてほとんどないに等しいもんなぁ…。
ときどき親友の美奈子がやってくるくらいだから、そりゃこんなにかわいがられたらメロメロにもなるか…。
「なかなかいい銘柄をそろえているな。」
副社長がほくほくしている。
そうだ。
わたしはほんとはとっても日本酒に目がない。
もともと、祖父が日本酒が好きだったので、全国からいろんな銘柄をとりよせては呑んでいたのをわたしもかじっていたのがきっかけだった。
そして、なぜだか、副社長も日本酒に目がないらしい。
「なんだ?これは。呑んだことないぞ!」
九州の日本酒だった。
「これにしよう。」
「はい。じゃぁ座ってくつろいでいてください。」
わたしがつまみをささっとつくっている間に、ジュジュが副社長の横でしっぽを折れんばかりにぶんぶんふりまわしてまとわりついている。
「おう。ジュジュも呑むか?」
言いながら、頭をガシガシとなでまくる副社長にジュジュはもうメロメロらしい。
副社長を見てると犬好きなんだということがわかる。
ジュジュを飼い始めたのは、わたしが宝永商事に就職が決まった時だった。
20歳で祖父母をなくし、寂しさに耐えきれなかったからってのもある。
で、就職も決まって、なんとなく将来の見通しもたったので、従来から犬が好きだったわたしは、ペットショップに探しに行った。
そのとき始めて目があったジュジュはあまりにも健気で最初からうちに来る予定で生まれてきた気がして速攻でジュジュに決めたのだった。
名前のジュジュは宝永商事の『宝』の文字を音読みして2つ重ねたものだ。
だいたい、家に人が来たことなんてほとんどないに等しいもんなぁ…。
ときどき親友の美奈子がやってくるくらいだから、そりゃこんなにかわいがられたらメロメロにもなるか…。