秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
「は?!」

わたしは副社長の言った意味がわからなくて一瞬かたまってしまい…

そしてしばらくして、状況が把握できたわたしは全力で拒否体制に入った。

「な、なに言ってるんですか?!意味がわかりません!」

赤くなって取り乱して大声で言うわたしを副社長はニヤニヤとしながら見ている。

「実は、いろいろ諸事情があって、今まで住んでいたマンションに帰れなくなって困っている。
だから、今日からホテル暮らしになる予定だったのだが、ホテルは勝手が悪い上に、お金もかさむ。だから、非常に困っていたんだ。
もちろん家賃は払う。幸い葛城邸は部屋なんていくらでもありそうだし、ちょうどいい。車庫もあるしな。」

「家賃なんていりません!
ってそんなことじゃなくて、社員のわたしの家ですよ!経営者の副社長がここに住むとかおかしいですよ!」

「家賃はいらんのか。じゃぁ生活費を払おう。」

そして財布から一万円札を10枚ほどバラっと出し、テーブルの上にサラッと置いた。
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