秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
「ならば、ビル管理をこれから先ひとりでやっていく自信はあるっていうんだな?」

うっ…。
それは…。

たしかに…ないです。

「はい…。わかりました。」

観念するしかない…

「もう何もいいません…。」

きっとこの強引な副社長はわたしが何を言ってもここに住むつもりなのだろう。
この副社長に口で勝てることなどありえないのだ…。

あきらめて、やけになったわたしはグイっとお猪口を空にした。

あー日本酒おいしい。

「だいたい、俺がここにあがって日本酒呑んでる時点で、帰る気ないのわかってるだろ?」

副社長はまたニッと笑ってお猪口を空にした。

「だいたいこの眼鏡。」

副社長はぐいと顔を近づけてくると、わたしの心のフィルターでもある黒縁眼鏡をサッと取り払った。

えっ!!
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