秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~



「うまい」

そのあと、飛行機のトラブルとかでフライトが遅れたりがあって、葛城邸に着いたのが結局夕方になってしまい、疲れ果てた俺は夏菜と晩酌をしながら夏菜のうまいごはんをつまんでいる。

言っていた通り、シャケの塩焼きと、オクラのおしたし。いかの塩辛と冷ややっこ。焼きナス。どんどん和風の一品がでてくる。

焼いただけですと夏菜は言うけれど、焼き方とか、そういうのがなんか…うまい。

「夏菜も呑めよ。」

「はい。」

俺が注いでやるとおいしそうに一気に呑みほした。

そういえば夏菜って…酒強いよなと思う。

晩酌する日は結構呑んでると思うのだが、一向に酔ったのを見たことがない。

俺も自分で強いほうだと思うけれど、もしかしたら俺より強いんじゃないだろうか?

「なぁ夏菜。」

「はい。」

2杯目を呑んで冷ややっこをつまんでいた夏菜は上目遣いにこちらをみた。

か…わいい。

「おまえ、酔うことあるの?」

「ないです。」

「即答だな…。」

「酔いたいです。一度くらい。」

俺も見てみたい…。
酔っぱらってる夏菜…。

ちょっと想像して頭から振り払う。
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