桝田くんは痛みを知らない
ソフトクリームを買い、日影のベンチにマサオミくんと並んで座る。
えみるには、ここにいるとメッセを送っておいた。
「美味しい?」
「うん!」
食べてばかりだな、わたし。
それもマサオミくんの奢りで。
「お金……」
「いいんだ。僕が、誘ったし」
とはいえ、パークの食べ物って安くはないから申し訳なくなってくる。
そうだ。
「わたしもマサオミくんになにかプレゼントしたい!」
「古都ちゃんが僕に?」
「もうすぐ誕生日でしょ」
「あー……。そういえば」
「忘れてたの?」
「うん」
「18歳か〜。オトナだね」
「毎年、自分の誕生日だってこと。古都ちゃんが思い出させてくれるよね」
そうなの?
マサオミくんにプレゼント贈ったり、誕生日おめでとうメッセする人は多そうなのに。
ハッ……
わたしが当日の0時に送って一番狙うせいか!?
えみるには、ここにいるとメッセを送っておいた。
「美味しい?」
「うん!」
食べてばかりだな、わたし。
それもマサオミくんの奢りで。
「お金……」
「いいんだ。僕が、誘ったし」
とはいえ、パークの食べ物って安くはないから申し訳なくなってくる。
そうだ。
「わたしもマサオミくんになにかプレゼントしたい!」
「古都ちゃんが僕に?」
「もうすぐ誕生日でしょ」
「あー……。そういえば」
「忘れてたの?」
「うん」
「18歳か〜。オトナだね」
「毎年、自分の誕生日だってこと。古都ちゃんが思い出させてくれるよね」
そうなの?
マサオミくんにプレゼント贈ったり、誕生日おめでとうメッセする人は多そうなのに。
ハッ……
わたしが当日の0時に送って一番狙うせいか!?