にゃん子と寺子屋日記
消費税という悪魔税(12)
今日は、20年来の友から、ランチをしようと電話があって、前からの約束でもあったので、
急遽出かけたが、なぜか非常につまらなかった。

彼女は現在もまだ社長をしている夫と金銭的にも社会的にも不足なく暮らしているので、
何というかすべてに対して危機感が全くない。
消費税のこともまったく意に介してない。

消費税は日本だけの悪税だということは、ネットでさらに詳しく知ったが、
大体食べ物や水道や電気、ガス、電話代にいたるまでかけまくるというのが、
もともと疑問で相当腹がたっていたので、何でみんな黙っているのか、
しかたないという受け方・・。
大体しゃべるということは、人間の本能で、自閉症とかしゃべれない障害の人は、
そのストレスから、激しいパニックを起こすのに、その電話代にもかけるし、
大体電話代が高すぎるが、ぼろ儲けしている電話各社は、一向に下げる気配すらない。

人は自分に都合の悪い情報は聞かないし、聞いても聞かなかったことにしている。
せっかく情報があふれているのに、自ら、見ざる言わざる聞かざる状態。
どうでもいい情報で笑ったり批判したりするのがいいと考えているような気がする。

消費税は一般国民をますます貧乏にし、
男も女も子供も一生を働き蜂で過ごさせる奴隷化のような気がしてならない。

彼女も確かに今は、不自由ない暮らしだろうけど、それが永遠に続くわけではない。
だんなも社長を辞める日がくるだろうし、病気、介護、少ない年金、高い消費税
これからが大変だろうに危機感全くないというか、
ことさらに危機を感じたくないとガードしているようにも見える。

来年は夫婦で結婚した娘を頼って、娘の近くに引越しが決まっていずれは会えなくなるから、こっちにとってはまあいいのはいいけど、私に言わせたら聞いただけでお先真っ暗。

なんだか、体にもよくないだろう添加物満載のランチを食べて、いやな気分になって、
相当なマイナスエネルギー・・・疲れるはず。

家でボーっとしている方がよほどこのごろは幸せというのをすごく実感した。
テレビはほとんど一日まずつけない。テレビの音は集中力をそぐし、能率悪いし、
寝つきもよくない。
テレビのない暮らしの方がよほど快適だが、大半の人はテレビ中毒になっていると思う。
テレビを消すと禁断症状が出て、つけずにはいられないのだろう。
あの騒々しい音、パチンコ屋の音に似ている気がする。

さっき、ケイタイ代の知らせが来ていた。今月は1125円でした~。
消費税を払いたくないので、会ってしゃべるか、メールがほとんど。
しゃべりたかったら、何でも自然のものにしゃべりかけたっていいと思うけど・・

猫の足が少し上がるようになって、このごろはよく自分の足をグルーミングしている。
これは、感心・・たとえ、いかれた自分の足でも丁寧に舐めて手入れを怠らない・・
人間はどうだろうか?嘆くのはうまいが、手入れは??


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