御坂くん、溺愛しないで。



真っ白なミルクプリンから甘い香りが漂い、にやけそうになりながらスプーンでそれを掬った。

ダメだ、にやけそう。


今から私の大好きなミルクプリンを食べるのだから、そうなってしまうのも無理はない。

だらしない表情を御坂くんに見られて恥ずかしいけれど、それ以上に嬉しいのだから関係ないのである。


恐る恐る口に運び、ミルクプリンを食べれば口いっぱいにミルクの程よい甘さが広がった。

そこまで濃いミルクではなく、優しいミルクの味が飽きずに人をやみつきにさせるのだ。


「美味しい…!」
「…ふっ、良かったです」

私の反応を見た御坂くんが小さな笑みを漏らした。


「そうだ、御坂くんも食べてください。
本当に美味しいか、ら…」


ぜひ御坂くんにも食べて欲しいと思い、彼にミルクプリンを差し出そうとした瞬間。

ふと自分の頭に何やら重みを感じた。

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