【番外編 完】愛を知らない彼
俊介の食事もすませると、3人でスーパーへお買い物に行くことにした。
ベビーカーに俊介を乗せて出発!!
ベビーカーに乗せてしまうと俊介の顔が見えなくなるから、ついつい康介さんと2人で話しがちになる。
すると、その雰囲気が伝わったのか、俊介がグズグズし出して、しまいには大泣きになってしまった。
こうなると、康介さんが抱き上げても泣き止まず、、
バトンタッチして私が受け取ると、胸元に顔を擦り寄せて、ひっくひっくとしながらだんだん泣き止んでいった。
「やっぱりママにはかなわないなぁ」
「康介さん……でも、私は康介さんがいないとダメだなあ。康介さんの手助けって、ものすごく心強いよ」
「千花……」
康介さんは、俊介もろとも私を抱きしめて、私に頭をすりすりとしていた。
なんだか……康介さんの〝すりすり〟は、康介さんの心のバロメーターみたい。
ベビーカーに俊介を乗せて出発!!
ベビーカーに乗せてしまうと俊介の顔が見えなくなるから、ついつい康介さんと2人で話しがちになる。
すると、その雰囲気が伝わったのか、俊介がグズグズし出して、しまいには大泣きになってしまった。
こうなると、康介さんが抱き上げても泣き止まず、、
バトンタッチして私が受け取ると、胸元に顔を擦り寄せて、ひっくひっくとしながらだんだん泣き止んでいった。
「やっぱりママにはかなわないなぁ」
「康介さん……でも、私は康介さんがいないとダメだなあ。康介さんの手助けって、ものすごく心強いよ」
「千花……」
康介さんは、俊介もろとも私を抱きしめて、私に頭をすりすりとしていた。
なんだか……康介さんの〝すりすり〟は、康介さんの心のバロメーターみたい。