日本一の総長は、本当は私を溺愛している。

写真

「おはよー」



「あ、おはよう渉。」



渉は大きな欠伸をすると隣を歩く。



"白虎"だけど、いいのかな?



いい、よね。



共闘した仲だし。



「傷は大丈夫?」



「おう。


そういう桃華はどうだ?」



「全然大丈夫!!
怪我してないもん!」



「そうか、つぇーな」



「へへっ!」



ガラッ



教室の扉を開けると突き刺さる目線。



疑い。



そういう目線。



やっぱり、共闘したって言っても
"白虎"の総長と登校は....



.........................えっ.................。




机の上にはばらまかれた写真。



ガシャ



カバンを落とす鈍い音がする。



「ほら、やっぱり本当なのかも」
「でも、相手は悠月さんだぞ」
「だからよ。きっと2人で倒すさんだんでも」
「まじ売女」
「ほんっと、きった....」



バンっっっつ!!!!
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