日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「俺達がしなきゃいけないのは
情報収集。」



「分かってるからこんな事してていいのか
っていってんだよ」



バリバリばり



「俺達がする事はない」



「は?」



ずるずるずー



「はぁ、美味し。
俺達はこの七尾組の中で1番いい情報を
扱えるんだよ」



「.....お前がな」



ポチ
ジャーーーーーーーーーーーーーーー



「おう。
だから俺はその報告待ち。


いやー、ほんと1人連れてきてて良かったわー」



「俺は?何もしなくていいのか?」



トクトクトクトクトク
ニョキ



「あ、茶柱たった。」



ガン!



とりあえず殴った。



さっきまでの一連の動作は
『ポチ、ジャーーーー』で急須にお湯入れ



『トクトクトクトクトク』で
急須から湯のみへ入れられて
『ニョキ』で茶柱が立った。



むっちゃムカつく。



「そんな怒んなって。
お前は俺の手下である以上
ここで迂闊には動けねーって」



「なんで」



ずるずるずー



ちなみにお茶を飲む音だ。



「現在全てのヤクザが妃瀬に神経を使ってる。


次狙われたのは我々でした。
で、知らなかったので無抵抗で
妃瀬に潰されましたー


つてなったらシャレにならんだろ」
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