日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「ぶははははは!!!」



「笑いすぎ!!!」



朝のこと話したら、笑われた



全力で。



もー!!!



「いや、だって、くっくっく



さすが虎徹だな」



「もー、ほんと天然すぎ」



「くは!



てか、俺的には、



桃華が俺の為って言ってくれた方が嬉しいけど」



そう言ってサラリと髪を撫でる。



っ、カッコよすぎ、



分かってやってない?



「もー、じゃあ、あの姿は、
悠月に上げる」



「え?まじ?」



「うん、悠月と一緒の時しか
あんな格好はしない。」



「っ、まじ、」



「まじ、



だから、



悠月は何をくれる?」



私の姿は貴方のもの。



なら、私も悠月の何かが欲しい。



って、なにいってんの!?!?



お、重すぎ私!!!



「ご、ごめ!ちが、」



チュ、



静かに額にキスされる。



「んー、俺さ、



もー、全部桃華に上げてるから
なこれ以上あげるとなると



この命が尽きる瞬間しかないかな。」
< 81 / 299 >

この作品をシェア

pagetop