新婚蜜愛~一途な外科医とお見合い結婚いたします~
気がつくと、省吾さんの整った顔立ちがすぐ近くにあった。
髪が彼の呼吸に合わせて揺れる。
私は彼に近づいて、省吾さんの体に頬を寄せた。
「ん。結愛、愛してます。もっとキス」
寝言が艶かしくて、鼻に噛みつくと「ん」と再び寝ぼけ声を出した。
こんなに無防備な省吾さんはなかなか見ない。
彼にもっと近づこうとして、体に違和感を感じた。
そこから鮮明に眠る前の情事を思い出し、顔が熱くなる。
「どうしました。まだ寝てましょう」
私の体に腕を回す彼は、まだ寝ぼけているみたいだ。
時計を確認すると、二時。
お昼の二時だろう。
カーテンの向こう側は燦々とまぶしい光が覗く。