しずくの恋
「自分でも自分が嫌になるくらい、
空回りしてるのはわかっています。

流山くんの理想から程遠いのもわかっています。

流山くんに好きになってもらえないのも、
ちゃんと、わかっています。

でも、やっぱり流山くんのことが大好きで諦められなくて。

こんなストーカーみたいなことしちゃって、本当にごめんなさい‼︎

だから、えっと…
その、話、聞いてくれてありがとうございました。
伝えられてすごくよかった。

空手、これからも頑張ってください! 」


そう言って頭を深く下げた。
ありがとうって思いながら、頭を下げた。

振られても辛いだけじゃないんだ、ってわかった。
流山くんを好きになって、いろいろなことを教えてもらえた。


すると、背筋を伸ばして、
流山くんがまっすぐな瞳で私を見つめた。

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