しずくの恋
そんな流山くんに背中を押されるようにして、
言葉をつづけた。

「流山くんのことを知りたくて、
流山くんのことを色々調べて、

私も流山くんみたいに強くなりたいって思ったの。

そうしたら少しは流山くんに近づけると思った。

でも頑張って筋トレしようとしたら突き指しちゃうし、
体力つけようと思ってジョギングすれば足くじいちゃうし、

なんだか、本当に全然だめで。

自分でも方向性間違えてるってわかってても、
どうしたらいいのか、わからなくて。

こんなに誰かのことが気になったのも、
好きになったのも初めてて
どうしたらいいのかわからなかった」


途中から、気持ちが昂りすぎて、
なんの話をしているのかわからなくなってきた。



「えっと、……筋トレで突き指?」


困惑している流山くんに、さらに言葉を続けた。


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