ねこねこ幼女の愛情ごはん~異世界でもふもふ達に料理を作ります!~
「初めまして、噂の子猫ちゃんたち。おふたりにあつらえたドレスはどうだったかしら? イメージに合わせてわたくしが見立てたのだけれど……まあ、ふたりともとても可愛らしいわね。その色を選んで正解だったわ、さすがはわたくし、我ながら良いセンスだわ! さあ、くるっと回ってみて頂戴な」
王妃に言われ、圧倒されたふたりが素直にくるっと回ると、青いスカートが翻った。
「ええ、とてもいいわ。どうかしら、そのドレスは動きやすくて?」
「は、恐れながら、大変動きやすく存じます」
きりっとした仕草で王妃に礼をしたミメットに、ルディが「おい、それは違う、騎士ではなくて今日は貴婦人寄りで頼む」と小声で言った。
「あたし、貴婦人の礼儀作法は知らないんだよ。騎士のなら兄さんのを見てたから、なんとなくわかってるんだけど」
「間違ってはいない。しかし、ドレス姿で騎士の礼をされると、ものすごく違和感を感じてしまうんだが……」
「ドレスでの礼ってどうやるの?」
「今、ここで、俺にやって見せろと?」
「……それはやめて」
困るふたりと、ギルバートとフランに「ほれ、おじいちゃんのところへ」「お兄ちゃんのところにおいで」と手を伸ばされ、こちらも困った顔でこてんと首を傾げるエリナを見ていた国王は「良い、もう諦めたから今日は堅苦しいことは一切無しにするが良い。そして、父上とフランセスは子猫を取り合わない、そこ、王妃もさりげなく混ざらない」と注意をしながらため息をついた。
王妃に言われ、圧倒されたふたりが素直にくるっと回ると、青いスカートが翻った。
「ええ、とてもいいわ。どうかしら、そのドレスは動きやすくて?」
「は、恐れながら、大変動きやすく存じます」
きりっとした仕草で王妃に礼をしたミメットに、ルディが「おい、それは違う、騎士ではなくて今日は貴婦人寄りで頼む」と小声で言った。
「あたし、貴婦人の礼儀作法は知らないんだよ。騎士のなら兄さんのを見てたから、なんとなくわかってるんだけど」
「間違ってはいない。しかし、ドレス姿で騎士の礼をされると、ものすごく違和感を感じてしまうんだが……」
「ドレスでの礼ってどうやるの?」
「今、ここで、俺にやって見せろと?」
「……それはやめて」
困るふたりと、ギルバートとフランに「ほれ、おじいちゃんのところへ」「お兄ちゃんのところにおいで」と手を伸ばされ、こちらも困った顔でこてんと首を傾げるエリナを見ていた国王は「良い、もう諦めたから今日は堅苦しいことは一切無しにするが良い。そして、父上とフランセスは子猫を取り合わない、そこ、王妃もさりげなく混ざらない」と注意をしながらため息をついた。