ねこねこ幼女の愛情ごはん~異世界でもふもふ達に料理を作ります!~
気を取り直した国王の指示で、ミメットが報奨金を受け取ると、『青弓亭』のふたりは今度は王宮の厨房に連れて行かれた。
そこでは、王宮の料理人たちがずらりと並んで、ふたりを出迎えた。
「こちらに連絡のあった材料をすべて用意しておきました。それでは、我々はこれで……」
厨房からぞろぞろと出て行く料理人たちを、エリナは「待ってください!」とひきとめた。
「どうして行っちゃうんですか?」
服の端っこをあどけない瞳の子猫に摘まれた料理長は、困った顔をした。
「手伝ってやりたいが、お嬢さんたちは、特別な料理を作るんだろう? 我々がいたら、レシピを知られてしまうじゃないか」
「はい、知られていいですよ」
「そうだ、だから……え? 知られていいと言ったのか?」
「言いました。だって、覚えてもらわないと、ギルおじいちゃ……じゃなくて、前王陛下? のために王宮でハンバーグが作れないでしょう」
そこでは、王宮の料理人たちがずらりと並んで、ふたりを出迎えた。
「こちらに連絡のあった材料をすべて用意しておきました。それでは、我々はこれで……」
厨房からぞろぞろと出て行く料理人たちを、エリナは「待ってください!」とひきとめた。
「どうして行っちゃうんですか?」
服の端っこをあどけない瞳の子猫に摘まれた料理長は、困った顔をした。
「手伝ってやりたいが、お嬢さんたちは、特別な料理を作るんだろう? 我々がいたら、レシピを知られてしまうじゃないか」
「はい、知られていいですよ」
「そうだ、だから……え? 知られていいと言ったのか?」
「言いました。だって、覚えてもらわないと、ギルおじいちゃ……じゃなくて、前王陛下? のために王宮でハンバーグが作れないでしょう」